
introduction
大学生のときからリーダーシップや帝王学などを独学で吸収し、学生の交流会やセミナーを次々と成功させてきた鈴木さん。大学卒業後、財務系コンサルティングで実務を経験した後、独立。組織マネジメント、戦略構築、メンタルコーチングを中心とした経営コンサルティングをビジネスとしている。その他、次世代リーダー教育のセミナーの開催、スモールビジネスの起業支援など、幅広い分野で活躍し、今後は教育フィールドに重点を置きたいという鈴木さんのプランナー活用術を伺った。
フランクリン・プランナーとの出会い
白い紙に絵を描くなど、ビジュアルで表現することが好きな子どもだったという。すでに大学生の頃には、目的やビジョンを書き出して整理し、それぞれのパーツに優先順位をつけて、計画やスケジュールに落とし込んで管理していたという鈴木さん。
「私の頭の中は地図と年表でできているんです」
そして、これが、現在の鈴木さんのマネジメント術の基本となっている。
やりたいことが増えて忙しくなるにつれて、それまで使っていた手帳では地図と年表の両方を管理しきれなくなり、大学4年生のときに友人の生田さん(本誌Vol1参照)の紹介でフランクリン・プランナーと出会うことになる。
第一印象は「システム手帳なのに大きくて重い」
しかし、人生全体から今日の数分単位のスケジュールまで、幅広く時間を管理できる論理的かつ科学的な構造に魅力を感じ、人に薦められても自分が納得しないと使わないという鈴木さんも使ってみることにしたそうだ。
フランクリン・プランナーとは軌道修正するためのツール
人生のゴールを決めてから、年、月、週、日それぞれで何をすべきかを設定していくというプランナーの考え方に共感し、初めは価値観や目標をどんどんタスクにして、できるだけ細かく書き込んでいたという鈴木さん。
ところが、文字で真っ黒になっているプランナーを見て、「これで本当にすべてなんだろうか?」と疑問を感じるようになってから使い方が変わってきた。
「びっしりと書き込まれたものを右脳や直感をフルに使って改めて見直したとき、隙間、つまりそこに書かれていないことの重要性に初めて気がつきました。さらに、本当にやるべき第U領域を再発見できることもありました。見直しのプロセスに大きな意味があったのです」
計画やスケジュールを管理するために使っていたフランクリン・プランナーが、今では書いたものを見直し、新たなポイントに気づくことによって自分自身を的確に軌道修正するためのツールとなっている。
月間カレンダーがカギを握る
鈴木さんは常に全体でバランスをとることを意識している。たとえば、思考においては論理と直感、行動においてはパブリックとプライベート。さらに、頭、体、心をバランスよく磨くことを心がけている。
そして、これらのバランスをとりながら目標を達成するために、短期と長期で計画を立てている。スケジュールは月間での管理を基本としており、習慣の予定は 緑、仕事は黒、プライベートは青、緊急で重要なイベントは赤と色分けすることによって、バランスがとれているかを確認する。
また、今月のキーワードを月間カレンダーの上部に書いたり、活動の目標数値をメモしたりすることで、自分にとって意識すべきキーワードが常に目に入るように工夫しているという。
プランナーのユーザーに伝えたいことを尋ねると鈴木さんはこう答えてくれた。
「私は書けば書くほど、書かれていないことの重要性に気がつきました。手帳に書いてあることが大事なのではなくて、書いて見直すことで、『本当は大事なの に大事にできていないこと』に目を向けるプロセスに意味があると思います。あとは、細かい使い方にこだわらずに、自分なりの使い方をするのが上手に使いこ なすコツですね」

