
休憩を挟んでコヴィー博士が拍手の中登場。2日間の初日は「私的成功」について講演しました。産業工業時代から知識社会に移り変わる中で、人の働き方やマネジメントのスタイルがどう変わってきたのか、そしてこれからどう変わってゆくのか…。「全人格型パラダイム」のビデオとスライドを使って説明。2日間のセミナーの重要なキーワードである「ボイス」という概念が登場。知識社会ではそれぞれ個人が自分の「ボイス」を発見して、「ボイス」を発揮してゆくことが生産性向上のカギになると語りました。
初日のテーマである「私的成功」について、様々な質問が飛び交いました。教えることにより学ぶということの重要性。刺激と反応の間にはスペースがあり、スペースを持つことで、人間は反応を選択出来る自由を得ることが出来る。個人のミッションステートメントと、家族のミッションステートメントを作ることの重要性。コヴィー博士は家族のミッションステートメントをブレスレットに刻印して、毎日身につけているようです。21歳の男性がコヴィー博士に「自分のミッションを聞いて欲しい」を立ち上がり、「より良い世界を作ることが自分のミッション」と声を震わせながら語り、会場からは彼の勇気に自然と拍手がわき起こりました。
休憩を挟んで竹村によるワークショップが行われました。「最高の自分を目指す」テーマのもと、From Effectiveness to Greatness(効果から偉大へ)となるためには、自分の内面の声である「ボイス」を呼び覚ますことが重要だと語りかけ、 ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行総裁のムハマド・ユヌスの映像を紹介しました。ボイスの4つの側面である「ニーズ」「才能」「情熱」「良心」を、参加者同士がインタビューすることにより引き出し合い、さらに引き出されたものを再度自分自身で見直すことにより、自分のボイスの輪郭を浮かび上がらせました。それまで博士や竹村の話を聞くことに徹していた参加者は、一気に話をするモードへと転換、会場が多いに盛り上がり、初日を終了しました。開演の1時間以上前から多くの方が並んでおり、初日に学んだことをお互いに教え合っていました。「教えることによって学ぶ」の実践です。
昼食後は昨日に続いてコヴィー博士と竹村氏によるQ&Aセッションが展開されました。2日目は参加者の皆様もリラックスをしたのか、「離婚が第三案だったときはどうするんですか?」「夫婦関係について」など、かなり具体的で深い質問も出てきました。コヴィー博士も気さくに、そして真剣に参加者の質問に答えていました。そしてあらためて「自分の天気を持つ」ことの重要性についても説いていました。
コヴィー博士、最後のスピーチは3本のVTRを使った感動的なものでした。「Find your voice and leave a legacy」ボイスを発見し、生きた証を残していくこと。「Live Life in crescendo」人生をクレッシェンドで生きていくこと。「Make your Life Masterpiece」あなたの人生を名作にすること。この3つのことで締めくくり、会場を後にしました。博士の退場時には参加者全員のスタンディングオベーションになり、退場後もしばらく拍手は鳴りやみません。こうして多くの人に感動と学びを与えた2日間のセミナーが終了しました。