
貴重な少数精鋭の人材で戦う企業にとって、生産性の向上は最大の課題のひとつです。多忙さを極める現代のビジネス・パーソンにとって、最大価値を発揮するためのスキルは必須事項です。
日々私たちには、インターネット、メール、様々なメディアを通じて、情報はあふれ、業務は次から次へと襲いかかってきます。
こういった環境において、生産性を向上させる最大のポイントは、選択と集中です。組織の最重要事項にいかにフォーカスし、チームや個人の資源を効果的に投入し、活用できるかという点にあります。
「80対20の法則」といわれるように、重要なことに集中することで、大きな成果をあげることができます。そのためには、組織における最重要事項を明確にし、向かうべき方向をしっかりと定めなければなりません。
ま た、個人が最大の効果をあげるためには、取り組む課題に心からコミットメントする必要があります、そのためには、個人と組織の持つ価値観を一致させること が重要です。組織の価値観と個人の価値観が一致したとき、個人と組織お互いがWin-Winの関係となることができます。
あふれる情報や輻輳する業務を効果的に行うには、「タイム・マネジメント」力はとても重要です。業務はもはや個人でこなせるようなレベルではなく、他部門や 顧客との円滑なコミュニケーションを通して、複雑化する複数の業務プロセスを、バランスを取りながら管理することも求められています。
個人にバラ ンスと効果性をもたらすタイム・マネジメントの本質は、「緊急性」ではなく、「重要性」へのフォーカスにあります。日ごろ、緊急性のみのパラダイムで業務 をこなすビジネス・パーソンには、非常に難しい取り組みになりますが、緊急性から重要性へのパラダイムシフトが、タイム・マネジメントのポイントになりま す。
「7つの習慣」で紹介する「時間管理のマトリックス」は、自らの行動を分析し、重要性にフォーカスするための有効なツールです。私たちのビジ ネスや生活において、長期的で継続的な成果を出すには、「緊急ではなく重要なこと」の事柄をスケジュールの中に確実に組み入れ、実行していくことが必要で す。
また、顧客をはじめとする利害関係者からのニーズは多様化し変化する中、定形型業務からプロジェクトタイプの業務へと業務形態がシフトしています。
チームメンバー、プロジェクトメンバーはプロジェクトの内容や特性に応じて構成され、リソース、時間、コストが割り当てられていきます。
つまり、私たちが持つべきビジネススキルにおいて、プロジェクト・マネジメント能力の重要性が非常に増しています。
従 来のプロジェクトは、・マネジメントのスキルは、主に長期的、大型プロジェクトに対応し、進捗、コストの管理に重点がおかれていましたが、そもそも、プロ ジェクトとは、ルーティン以外のすべての業務をさすものであり、ニーズや環境の変化に機敏に対応し、成果を出し続けていくには、新しいプロジェクト・マネ ジメントの考え方が必要です。
そこで求められるのは、表面的なハウトゥのみではなく、「目的の明確化」と「組織作り」といったリーダーシップのスキルです。周囲の変化が激しくなればなるほど、中心の力、つまり確固たる目的・ビジョンや価値観などの原則が必要になります。
該当プログラム:7つの習慣、プライオリティ、プランニング・クエスト