完訳7つの習慣 ウィークリーチャレンジ
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7 Habits Weekly Challenge23第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される「理解に徹する」ためには、大きなパラダイムシフトが必要です。私たちはたいてい、まず自分を理解してもらおうとします。ほとんどの人は、相手の話を聴くとき、次に自分が何を話そうか考えながら聞いています。話しているか、話す準備をしているかのどちらかです。コミュニケーションの原則となる共感による傾聴とは、自分の意見を言う前に、まず相手を理解しようと聴くことです。第6の習慣 シナジーを創り出す第1〜第5までの習慣は、シナジーを創り出す習慣の準備です。人間だけに授けられた四つの能力(自覚・想像・良心・意志)、Win-Winの精神、共感の傾聴のスキル、これらを総動員すれば、最高のシナジーを創り出すことができます。仕事では、個人プレイを超えて共通の目標に向かってシナジーを創り出すことが求められます。あれかこれかではなく、双方が満足できる「第3の案」を創出しなければなりません。1+1が3にも4にもなるようなシナジーを発揮できれば、期待以上の成果を上げることができます。第7の習慣 刃を研ぐ第7の習慣は、あなた自身の価値と能力を高めていく再新再生の習慣です。自分の能力が高くなれば、できる範囲もぐんと広がり、他の六つの習慣のすべてを再新再生することができます。「7つの習慣」では、生来人間に備わっている四つの側面(肉体、知性、社会・情緒、精神)を鍛える方法を紹介しています。一足飛びに高いハードルは越えられません。人によって、成長が遅い早いの違いはありますが、刃を研ぐことによって、いずれはハードルを越えることができます。周りの環境は変化していますから、刃を研ぎ続けなければハードルを越える能力は手に入れることはできません。

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