プラクティス 6 :
自分の時間と
エネルギーを
マネジメントする

優先順位をつける
時間を確保する

リーダーシップを軌道に乗せるには、どのように仕事をし、どのように生活のバランスをとり、どのように自分を再生させるかを決めなければなりません。今、効果的なパターンを確立することで、長期的に役立つのです。有能なリーダーは、健康維持や専門的な能力開発、私生活をおろそかにする誘惑に打ち勝ちます。優れたリーダーは、自分のニーズを把握し、優先順位の高いことに時間を使い、その行動をチームの模範とします。

時間とエネルギーを効果的に管理するために、リーダーは「忙しすぎて自分のための時間がとれない」から「有能なリーダーであるためには時間とエネルギーを管理しなければならない」という考え方に転換する必要があります。

5つのエネルギー・
ドライバー

エネルギーを生み出すには、「運動」「食事」「睡眠」「リラックス」「社交」という5つのドライバーがあります。リーダーは、この5つのドライバーに定期的に投資することで、自律的なパターンを作り上げることができます。以下は、5つのドライバーと、そのドライバーを活用してエネルギーを生み出すための実践的なヒントです。

5つのエネルギー・
ドライバーを拡大する

睡眠

  • 睡眠がいかに健康全般、特に脳の健康に重要であるかを理解する。
  • アクティブで充実した1日の始まりと、就寝の間にスペースを作りましょう。自分に合った習慣を見つけましょう。
  • 夜のヨガや瞑想など、リラックスできるアクティビティや習慣も睡眠を助けます。
    リラックスする

リラックスする

  • リラックスと無感覚を混同しないでください。
  • 一日のうちで、ちょっとした息抜きをしましょう。
  • 積極的に長めの休息をとるようにしましょう。

社交

  • 地域社会や困っている人たちにお返しのボランティアをする。
  • 自分のソーシャルネットワークに投資したり、困っている人に手を差し伸べたりする。
  • 友人、家族、同僚と特別な時間を過ごす。

運動

  • 運動はなにか時間ができたときに取り組むものではなく、そのための時間をつくらければならないものだと考えましょう。
  • 運動には道具が必要なわけではありません。
  • トレーニングパートナーや責任感のある仲間を見つけると、運動する可能性が高まります。

食事

  • 食事の主な目的は、空腹を満たすためだけでなく、エネルギーを補給することであることを忘れないでください。
  • 先週食べたものを記録してみましょう。選択したものを記録することで、より良い選択ができるようになります。
  • 仕事後の空腹に備えましょう。健康的なスナックを用意しておくと、選ぶのが楽になります。
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どうすれば、有能なマネジャーになれるのでしょうか?そのためには、「日常」の隙間から抜け出して、山頂の視点から物事を見ること、今日の結果をもたらしているマインドセットに挑戦し、明日、最高の結果を得られるようにすることです。

— スティーブン・R・コヴィー

お役立ち資料

効果的に仕事を進めるためのエネルギー管理術:継続的な自己成長を実現する5つのヒント

この資料でご紹介するヒントは、多くの人が苦手とする分野で良い習慣を身につける上で役立つものです。

オンライン体験会

「チームリーダーのための
6つの実践プラクティス」
オンライン体験会

プレイヤーからリーダーへのマインドセット転換

チームリーダーのための6つの実践プラクティス

01

チームを導くには、プレーヤーとして仕事をするときとは違うマインドセットが必要です。部下を持つリーダーとして最大の業績を収めるために、実践的マインドセットへのシフトについて理解しましょう。

02

定期的に1on1を行うことで、チーム・メンバーの課題に対する理解を深め、彼らが自ら課題を解決できるようサポートし、エンゲージメントを高める。

03

チームの目標と結果を明確にし、適切なレベルのサポートを提供しながらチーム・メンバーに役割を任せます。

04

チーム・メンバーの能力を高め、自信を深めるフィードバックを与える。また、周囲のメンバーに自分へのフィードバックを求めることで、自分自身のパフォーマンスを向上させる。

05

チーム・メンバーが変化に対応しながら迅速に業務を進め、より良いパフォーマンスを達成するのを支援するのに役立つ具体的な行動を見極める。

06

ウィークリー・プランニングで最重要課題に集中し「5つのエネルギー・ドライバー」を活用することで、効果的なリーダーとして役割を果たす能力を強化する。

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