戦略実行力 新人がおちいる「指示待ち人間」化を食い止める。上司にできるはたらきかけとは 入社当初は活躍する自分を思い描いていた新入社員たち。 しかし、夏頃になると仕事への姿勢が2つにわかれてしまうことがある。 一方は、入社当初から変わらず意欲的に仕事に取り組み続けられる者。 もう一方は、思い描いていた組織人と自分のイメージの解離に戸惑い「指示待ち人間」になってしまう者だ。 指示待ち人間になってしまう人の...
戦略実行力 働き方改革法案成立、社員たちの不安に向き合う信頼コミュニケーション 2018年6月29日、働き方改革関連法が成立した。 法案の内容は、大きく3つにわけられている。 ・残業時間の上限規制 ・同一労働同一賃金 ・脱時間給制度の導入 この法案は、何のためにつくられたのか。首相官邸のサイトには、下記のように記されている。 働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を...
戦略実行力 人材マネジメントからパフォーマンスマネジメントへ。大切なのはリーダーの透明性 従業員を企業運営の経営資源とみなし、経営理念の実現や経営戦略の推進のために「MBO(目標管理制度)」や「年次評価」を用い、1年や半期に一度の面談などをとおして、従業員たちの人材マネジメントをしてきた。 しかし近年、別な人材マネジメントの手法が注目されつつある。それが「パフォーマンスマネジメント」だ。 これまでの人材マ...
戦略実行力 「どうして自分が?」人事異動のプレッシャーに打ち勝つ方法 「どうして自分が? と思いました」 これは、ある地方銀行員が人事異動で転勤を言い渡されたときの最初の感想だ。 「どうして自分が?」というのは、なにも不満を言っているのではない。 異動先で、いったい自分は何をすればいいのだろう? 何を期待されているのだろう? という、期待と不安の感情だ。 勤続3年目だからそろそろ。プロ...
戦略実行力 企業の精神的支柱「企業理念」の必要性とは? 浸透させる意義を知る 経営理念、企業理念は、企業の支柱ともいえる大切なものだ。 しかし、その大切な理念が「浸透」しているかどうかということを考えたとき、多くの企業で課題になっている。 INOUZTimes 社員100人アンケート「企業理念はどこまで社員に浸透している?」によると、「企業理念を、どこまで覚えていますか?」という質問に対して「...
戦略実行力 社内環境の改善にとどまらない。理念がある会社を選ぶ大きなメリットとは 企業には、社訓であったりミッションであったりと、会社の理念と呼べるものが存在する。 しかし、「顧客第一」という理念がある会社に共感して入社したものの、社内ではまったくその理念が守られていなかったり形骸化していたりして、がっかりしてしまったという新入社員もいる。 形骸化した理念など、会社に必要あるのだろうか。 いっその...
戦略実行力 就活生もリーダーも知っておきたい。ビジネスに活きる「コミュニケーション能力」の本質 大学生にコミュニケーションが上手な人とはどのような人のことですか、と問うと「誰にでも気軽に話しかけられる人」「相手の気持ちを考えて発言できる人」「話し上手な人」「きちんと聞くことができる人」「空気が読める人」など様々な答えが返ってくる。中には「頭の回転がはやい人」という答えもあり、各人が持つコミュニケーション能力のイメ...
戦略実行力 Googleも採用! 心理的安全性の土台となる「傾聴力」 「上司の指示がなくても、自分の頭で考えて動くのが良い部下である」 この定義をすぐに否定しようと思う人は、きっとあまり多くないと思われます。 しかし、「チームの生産性」という側面から考えた場合、この定義は必ずしも正しいとは言えないようです。 チームにおける心理的安全性と目的達成を両立させる 世界で最も優秀な人材が集まる企...
戦略実行力 テレワーク制度を成功させるために必要な「Win-Win実行協定」の考え方 平成30年3月に、国土交通省が「平成29年度テレワーク人口実体調査結果」を公表した。 テレワークとは、ICT(情報通信技術)等を活用し、普段仕事をおこなう事業所・仕事場とは違う場所で仕事をすることだ。 調査の結果、テレワークの実施効果については、おおむねプラスの印象を抱く人が多かったようだ。 8)テレワークの実施効果 ...
戦略実行力 新卒社員の離職率から学ぶ「自分だけのミッション・ステートメント」の大切さ 新年度が始まった。 真新しいスーツに身を包んだ若いビジネスマンたちをよく見かける。 入社を心待ちにしていた人も多いことだろう。 一方で、「イマドキの新入社員はすぐに辞めてしまう」と危惧する声があるのも事実だ。 人材不足に頭を抱える経営者にとって、深刻な悩みなのだ。 厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」によ...