2020年度入社の新入社員教育は、新型コロナウィルスの影響から大きな変更を求められた企業がほとんどだったのではないかと思います。

一旦の対応として在宅時に取り組める課題を新入社員に与えて取り組んでもらった企業もあれば、通常Off-JTにかける時間を1/5ほどに短縮したうえで現場配属・店舗派遣を短納期で行い、OJTによる個々の育成で成功を収めた企業のケースも伺っております。

しかしそれらの多くは、「ニュー・ノーマル」と呼ばれる新しい働き方や世の中の価値観が作られた矢先の出来事における、いわゆる「緊急対応」として行われた取り組みであって、次年度以降も継続的に行うべき理想的な取り組みとはいえない、と考えている企業も少なくないと思います。

リモートワークを含めた新しい働き方が少しずつ定着しつつある今日の状況を考えた時に、私たちが今、企画できる「最良の新入社員教育」において、フォーカスすべき点とは何なのでしょうか?

そのヒントとして、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが行なった「​​​​2020年新入社員の意識調査」における以下の結果があります。

・「仕事をする上で重視することは何か?」という問いにおいて、自分の「成長」、「貢献」というワードを選択した人の割合は共に30%を超えた。

・「不安に思っていること」の項目では、「先輩・同僚とうまくやっていけるか」が 昨年より7ポイント、「自分が成長できるか」が4.3ポイント、「生活環境や習慣の変化に対応できるか」が2.2ポイント上がった。

 [株式会社リクルートマネジメントソリューションズ調べ]
つまり、今日のような難しい状況の中にあっても、「成長したい」という思いや「貢献したい」という思いを持ちつつも、テレワークなどの外部環境的な要因から、それが叶うのか不安に感じている新入社員が増えたということです。

そして、それは新入社員に限った話ではなく、受け入れ側のメンターや上司も同じ思いを持ちながら仕事をしているのではないでしょうか?

ベストセラー「7つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コヴィーはこのように言っています。

  個人の成長・効果的な人間関係を実現するには、原則を中心に据え、人格を土台とし、インサイド・アウト(内から外へ)のアプローチが有効である。
つまり、インサイド・アウトとは、自分自身の内面から始めるという意味である。

つまり、「ニュー・ノーマル時代にこそ求められている新入社員教育」とは、どのような状況や変化に置かれたとしても、不変の「原則」を中心として、人格をいかに成長させるかにフォーカスすること。

新人のみだけではなく受け入れ側も、周りに変化を求める前にまず自らが必要に合わせて変わる「インサイド・アウト」の考え方から始めるべきだとフランクリン・コヴィーでは考えております。

新入社員研修「ディスカバリー」プログラム説明会では、インサイド・アウトの考え方から、個々人が自らを成功へと成長させるヒントを文字通り「発見(ディスカバー)」していくための原理・原則をご紹介します。

同プログラムはオンライン・対面両方での集合研修が対応可能となっていますので、是非ご参加をご検討頂ければと思います。