第1の規律:
最重要目標に
フォーカスする

よいアイデアは
いつでもたくさんあり、
あなたとチームが
実行できるキャパシティに
収まりきらないものです。

フランクリン・コヴィーの調査では、実際に組織の最重要目標を認識している従業員はわずか15%にすぎません。これは組織が目標を設定していないか、目標が多過ぎるためです。

より多くのことを達成するためにより少ないことにフォーカスしましょう。それには、まず、一度に十数個の目標に取り組もうとするのではなく、最重要目標(WIG)を1つだけ選ぶことから始めましょう。これは、日常業務を回し続けるために必要な仕事を無視するというのではありません。大幅に改善したい目標にフォーカスを絞って取り組むということです。

頭が切れる野心的な人々は仕事を減らすことを嫌がります。特に、良いアイデアを諦めることには難色を示します。そのような人々はつい仕事を増やしがちですが、良いアイデアの数は、実行力のキャパシティを常に超えています。

WIGを選ぶときは、特別な注意を向けなければ達成できないような、極めて重要な目標を特定します。つまり、通常の仕事のやり方では、達成できないような目標です。

WIGを設定するには、現在はどのような状態にあるのか、何を目指すのか、それはいつまでに達成するのかを明確にします。言い換えるなら、スタートライン(現状)、フィニッシュライン(目標)、デッドライン(期限)を特定するのです。心理学によると、成功の指標を1つだけ設定することが重要です。それがフォーカスの原則であり、確実に勝利できるゲームを創り出す最初のステップなのです。

最重要目標 WIG
(The Wildly Important Goal)

第1の規律を実践すると、いくつかの重要性の高い目標にフォーカスを絞って、日常業務の竜巻の中でも、それらの目標を達成することができます。

目標が2つか3つであれば、高い確率で優れた結果を出せるでしょう。しかし、一度に取り組む目標の数が増えるほど、達成できる可能性は低くなります。

 

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最重要目標にフォーカスするには、より多くのことに取り組もうとするリーダー本来の傾向を抑え、目標を少なくしてフォーカスを絞ることで、チームがより優れた成果を達成できるようにする必要があります。

— ショーン・コヴィー、『実行の4つの規律』共著者

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戦略を「実行」に移して、望む成果を得るために最初に取り組むべき課題は「最重要目標を絞り込む」ことです。

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