導入事例・レポート
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後半:管理職向け研修 第8の習慣® リーダーシップ 講師インタビュー

2014.2.28

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―「なぜ知識社会・情報化社会においてアメとムチのような管理スタイルはよくないのでしょうか?」

末光「産業・工業時代は従業員をヒトと見ずにモノとして扱っている。要するに工業時代ですから、乱暴な言い方になるかもしれませんが、ベルトコンベアに立っている人が、言われたことを言われたようにやれば一定の成果は出せたし、その人が疲れたら別の人に取り換えればいいといったものの見方があったと思います。今の時代ではそういうのがあまりなくなってきて、従業員一人ひとりが自ら働き方を考えなくてはいけない。自分で判断しなければならないし、そのぐらい仕事も複雑になってきている。

そんな時に単純なアメとムチだけでは成果はもちろん出にくいし、人も動こうとしない。人間が持つ4つのニーズを1つでも無視すれば、人はやる気にならない。人がモノではなくヒトとして認められた時に初めて、その人の本当の能力とか潜在能力というのが発揮されていく。それこそがその人のボイスを見つけてあげるということだと思います。それがリーダーにとって今必要なことです。それが大きな違いだと思いますね。人をモノと見るかヒトと見るか。ヒトとして見るならコヴィー博士が言う全人格型パラダイム(人が持つ4つのニーズ)で見ているかどうか。今、この全人格パラダイムがなければやっていけない時代になっているんです。それを皆さん気が付いていますか?というメッセージだと思います。」

―「今の管理職の方々は分かっていらっしゃるのか、それともわかっているけどできていないのか、その辺の温度感は講師から見ていかがですか?」

末光「本当に今の変化をちゃんと捉えてやっているのか、従来のやり方で、これまで自分が育ってきた中のマネジメントスタイルをとっている方々がまだまだ多くいらっしゃるんじゃないかなという気がします。最初はボイスとか言われても皆さんピンと来ないんですよ。けれども様々な演習を通じ、自分事として考えて頂くことで、無意識のうちに出来ていたこと、もしくは出来ていなかったことも次第に整理され形になってきますね。本当は皆さんとっくに何をすべきかは気付いているんですよね、経験だって豊富なわけですし。ただそれをボイスや4つの必須条件などを通して深く考える機会がなかっただけです。」

―「「第8の習慣®」コンテンツの概要、特に4つの必須条件の部分を教えて下さい。」

末光「まずは自分自身、リーダーとしてのボイスを発見するプロセスということ。そしてメンバーのボイスを見つけてあげる上で、人が持つ4つのニーズが満たされていないと組織においてどんな弊害があるのか、またそれを取り除くためには、まずリーダーとしては何をすることが必要か、それがまさに必須条件の1から4になります。だから、まずリーダー自身が模範となり信頼を築いて(信頼を呼び起こす)、それを原動力としながらチーム・組織の意義や方向性を示し、メンバーへ浸透させる(意義を見出す)と同時に、それを実現するために制度・システムを作り上げて(システムを創造する)、そして制度のもとでコミュニケーションを通じて人の才能を伸ばしていき(力を解き放つ)、結果的に組織の成果を最大化させる、と。今できてなければ、どうやったらできるかという所まで深く考えて頂く。少しは見えてきたかなと言って頂ければ、それを職場に戻ってからも是非メンバーと一緒にやって頂きたいと思っています。」

―「他の管理職研修と比べて、「第8の習慣・リーダーシップ」が持っている最大の特長は?」

末光「やはり「7つの習慣」を土台にしているということでしょうかね。「7つの習慣」は他にはないと思うんですよ。やっぱり人格を土台にして効果性を高める。原則というのは人間のあるべき姿、不変な原則ですから。それを土台にリーダーがリーダーシップを発揮していく、あるいはもっと言うと人間が自分の人格をいかに育むことによって、個人も高まって人間関係を良くするというインサイド・アウトの考え方ですよね。これは他の研修ではない、独自のものだと思うんですね。小手先のテクニック、ノウハウ、スキルではないということです。」

―「「7つの習慣」が土台だとすると、セミナーに参加する前に「7つの習慣」を受けていないとちょっと難しいというのはありますか?」

末光「受けてなくても問題はありません。ただし、効果性の高い個人の次ステップは真のリーダーだということを言っているので、そこは少し補足をしていくことが必要かもしれませんね。研修中に流すビデオ映像の中でも、私は「7つの習慣」をやってきたけれど、今の世の中はこれだけではもう対応できない世の中に変化していると、質の変化が起きているというふうにも言っています。もちろん「7つの習慣」が土台だけれども、より複雑な新しい世界に変わりつつあるというのが「第8の習慣」から分かればいいと思います。」

―「研修後に参加者の方からどんな感想、声を聞かれますか?」

末光「そうですね、一番うれしいのは、帰るときに、何となく自分のボイスというのが少し見つかった気がしますと帰っていかれる方がいらっしゃるのが一番うれしいです。」

―「研修後に末光さんが参加者の方々に期待したいことは?」

末光「欲張らずにまずは出来ることから実行することです。とにかく一つやってみようと決心したことをやってくださいと。そこからスタートしてくださいと。実行しなかったら何も始まりません。リーダーたちは自分でやる業務の割合が減る一方で、コンセプチュアルスキルのような概念化能力をどんどん求められていく。それをきちんとメンバーに伝えることをしないと、メンバーは目の前の仕事はこなすかもしれないけれど、何の為にやっているかわからなくなってしまう。そうさせないためにもリーダー達が実行することが必要でしょう。」

―「どんなマネージャー、管理職の方に受けて欲しいとお考えですか?」

末光「これは基本的に今すべての人に受けてもらいたいです。よく世の中は今、自分の価値を見出さなきゃいけない時代なんてことをいろんなところで言われますけれど、自分の価値を見出すのはどういうことなのかということを、このことによって気が付くことが多いと思うんですよね。この知識・情報化社会で自分の価値をマネージャーとして見つけていくきっかけ作りとして、是非すべてのマネージャーに参加して頂ければと思います。」

―「末光さんの言葉で、コヴィー博士の「第8の習慣・リーダーシップ」のリーダー像というのは?」

末光「コヴィー博士の言葉を借りると、リーダーは役職・肩書きでなくて、あなたの選択次第です。だからリーダー自身が自ら何を選択するのか、ということをちゃんと考えて選択の基準を持つことが必要だということだと思います。」

―「その選択の基準というのは?」

末光「自分の中にボイスを発見して、自分は何をやっていくのか、ということを見つける。それがないとできないんじゃないか、ということだと思うんですよね。リーダーとはあなたの選択にかかっている、それだと思います。」

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